英語長文の勉強方法|グングン英語力を伸ばす為のポイント3つ

カバ君

英語の長文ってイマイチ、どうやって勉強したら良いのかわからないんだよね。

とりあえず単語覚えとけば良いのかな?

それとも、ただいっぱい読んだら良いのかな?

ウサギ基本カズ先生

うーん。

これさえ覚えていれば読めるとか、このやり方でやれば必ず読めるとか、そうゆうのではないのが難しいよね。

チャイと同じように感じている人は、結構多いかもしれないね。

だから今回は英語長文の勉強で、グングン英語力を伸ばす為には、どのような事に気を付けたら良いかについて書くよ。

自分のレベルに合った教材を選ぶ

自分のレベルより少し上の教材を選ぶことで、効率良く読解力を伸ばせます。

 

第二言語習得分野の権威である、Stephen Krashen によると、i+1のインプット(自分が理解できるレベルより少し上)を大量に浴びる事が大切です。

 

さて、自分のレベルより少し上の教材を、どう選べば良いのでしょうか?

 

以下の方法が考えられます。

 

 

①感覚的に少し難しいと感じるものを選ぶ。

本屋に行って、長文問題をいくつか読んでみて、

・まったく歯が立たない訳ではないが、少し難しい。

・7~8割は書いてあることが理解できるけど、細部まではわからない。

ぐらいのレベル感のものを選ぶと良いです。

この判断が難しければ、英語の先生や、英語コーチ、に助言を求めても良いでしょう。

 

 

②英検、TOEIC、等で少し自分のレベルより高い問題集を選ぶ

例えば、英検準2級は取得済みで、英検2級を目指しているなら、英検2級の問題集を手に入れると、自然とi+1のレベルの英語長文問題集を選んだことになります。

 

 

③Lexile Measureを参考にする(英語の指導者用?)

英検のレベルを、lexile 指数でおおまかに置き換えると、以下のようになります。

Lexile Measure
1級1300L
準1級1200L
2級1000L
準2級800L
3級500L

日本英語検定協会, MetaMetrics, Lexile® Measurement of Tests: EIKEN & Test of English for Academic Purposes を参考)

LEXILEのホームページで提供されている、Text Analizerに無料登録すると、500語までの手持ちの英文のLexile指数を知ることが出来ます。

ちなみに、筆者は生徒用の教材を選定する際には、Text Analizer で調べたLexile指数も参考にして選定していました。

該当するレベルの−100〜+100辺りのレベルのものを選ぶと良いのではないでしょうか。

 

 

精読と多読のバランスを取る

 

どちらが、英語学習としては効果的でしょうか?
  • 完全に理解しながら1日1文だけ読解する。
  • ほとんど理解できないまま1日1本英文を読む。

 

答えは、どちらも不十分です!

英語の学習では、「理解可能なInput」を大量に取り入れることが大切です。

英語長文の勉強においても、理解可能なものを大量に読む事が読解力アップの鍵です。

そこで大切なのが、英文を理解可能なものにするのに有効な精読と、大量にInputする多読のバランスを取ることです。

英語初学者はまずは精読に取り組んで、理解可能な英文を増やし、徐々に多読の割合を増やすと良いでしょう。

筆者の体験と指導経験から判断すると、英検2級レベルまでは、精読と音読の組み合わせで充分レベルアップが可能です。

それ以上のレベルを目指す上では、多読、多聴の割合を増やしていくと良いでしょう。

 

 

音読と黙読で定着させる

なぜ音読や黙読が必要か?

精読を行い、理解可能になった英文を何度も音読したり、黙読したりすることで、「理解可能なInputを大量に行う」という言語習得に欠かせない条件の一つを満たすことができます。

 

 

音読や黙読を更に効果的に行うには

音読したり、黙読したりする上で大切なことは、意味について充分考えながら読むことです。

そこでおススメなのは、白文単語の意味や和訳が英文のすぐ下に書いていない英文)を使うことです。

白文を繰り返し読むことで、自分が本当に内容を理解しているか、語彙、文法が定着しているかを何度も確かめることができます。

 

ウサギ基本カズ先生

英語長文読解の力を伸ばす上で大切な3つのポイント、教材選び、精読・多読のバランス、音読・黙読について紹介しました。

自分にとっての最適な学習方法を探る上で、今回の記事を参考にして頂けると幸いです。

カバ君

Have a nice day!

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