英語の5文型が分かる!第1・2文型を徹底解説!(自動詞まで)

カバ君

英語は① SV ② SVC ③ SVO ④ SVOO ⑤ SVOC の5つの型で分類できるって習ったよ。

これって役に立つのかな?

ウサギ基本カズ先生

5文型を理解できたら、英語を正確に読んだり、書いたりするのにとても役に立つよ。

まずは、第1文型と、第2文型に焦点を当てて解説するよ。


S
(主語)
V
(動詞)
O 1
(目的語)

「~に」
O2
(目的語)

「~を」
C(補語)
第1文型My Dogspeaks.
第2文型His nameisChai
第3文型HelikesNatto.
第4文型Igave himNatto.
第5文型Hemakesmehappy. 

 

 

第1文型 SV(M). 「Sは[が]~する。」

 

Point

 

第1文型は S(主語)V(動詞)、が構成要素です。

 

Birds fly.

鳥は飛びます。」

 

Birds の部分がSで、flyの部分がVです。
つまり、
S(主語) ※行為をする人、物について述べている部分、
V(動詞) ※動作や状態について述べている部分
がある事が第1文型の条件です。
さて、次の例はどうなるのでしょう。

Birds fly in the sky.

鳥は空を飛びます。」

 

Birds の部分がSで、fly の部分がVですよね。
in the sky は第1文型が成立するのに必ずしも必要なパーツではないので、
M=修飾語句とみなします。
このように、SVMも第1文型とみなしますよ。
Tips
in, on, at, about, by 等の前置詞から始まるカタマリはM=修飾語句とみなされることが多いです。

第1文型 SVA.

さて、次の例はどうなりますか?

I live in Tokyo.

「私は東京に住んでいます。」

 

I の部分がSで、live の部分がVで、in Tokyo の部分がMで良いですね。
と言いたいところですが、話はそう単純には行きません。
次の2文を比較してみて下さい。
Birds fly in the sky.

V. S. I live in Tokyo. 

 

Birds fly in the sky. は Birds fly. でも意味が成り立ちますが、I live in Tokyo. は I live. だけでは意味がよくわかりませんよね。
I live. 「私は住んでいます。」
と言われたら、どこに?
とツッコミをいれたくなりますよね!?
I live in Tokyo. のように、in Tokyo の部分を必要とする文では、in Tokyo の部分をMではなく、A=付加詞とみなそうという考え方があります。
この考えに従って分析すると、I live in Tokyo. は SVAと分析することができます。
まとめ

第1文型は、SV(M)の構造を持っています。

 

ちなみに、SVMとSVAを区別する場合には、5文型ではなく、SVA、SVOAを加えて、7文型とみなす考え方もあります。

 

第2文型 SVC. 「SはCです。」

 

Point
  • 第2文型はS=主語V=動詞C=補語、が構成要素です。

 

  • S=C の関係が成り立っています。

 

He is our English teacher.

彼は私達の英語の先生です

 

He の部分がSで、is の部分がVで、our English teacher の部分がCです。C=補語の部分には、名詞や形容詞が置かれます。
そして、He = our English teacher (S = C) の関係が成り立っています。

つまり、S=主語V=動詞C=補語(主語に説明を加える部分)があり、SCの関係になっている事が、第2文型の条件です。

 

第2文型でよく使われる動詞

第2文型でよく使われる動詞を「状態」「変化」「様子」「感覚」を表すものに分類して、以下で紹介します。

 

「状態」を表すもの
be動詞, keep

He is young.

彼は若いです。」

 

She kept quiet.

彼女は黙ったままだった。」

 

 

「変化」を表すもの
become, get, turn

He became the president of a small company.

彼は小さな会社の社長になった。

※ be と become の違いは、be は状態に、become は変化に焦点が当たっているところです。

 

I got tired.

私は疲れました。

・ get C 「~になる」※ Cの部分には、形容詞や、形容詞扱いの過去分詞が置かれます。

 

His face turned white when he saw that spider.

「あの蜘蛛を見た時、彼の顔は真っ青になった。」

※ 英語圏では、血の気がひいて顔色が悪い状態を white で表します。

 

 

「様子」を表すもの
look, seem

She looks happy.

彼女は幸せに見える。

・look C 「Cに見える」※目で見て判断できるときに使います。

 

She seems nice.

彼女は良い人のように思える。」

・seem C「Cのように思える」※見聞きしたことを判断材料に、主観的に何となくそう思えるときに使います。

 

 

「感覚」を表すもの
taste, feel

Pizza tastes very good.

ピザはとても美味しいです。」

※ very は「とても」という意味の副詞で、形容詞 good を修飾(説明を加えること)しています。ここでの C=補語は very good という形容詞句(形容詞のカタマリ)です。

 

I feel stressed.

僕はストレスを感じている。」

 

まとめ
第2文型は、SVC の構造を持っています。
S=C の関係があるかを判断基準にすると良いでしょう。

自動詞・他動詞について

自動詞グループ 第1文型・第2文型

V.S.他動詞グループ 第3文型・第4文型・第5文型

 

5文型の中でも、

 

第1文型・第2文型の自動詞グループ

 

第3文型・第4文型・第5文型の他動詞グループ

 

のように、使う動詞の種類によってグループ分けをすることができます。

 

自動詞とは、後ろに目的語を必要としない動詞のことです。

 

I can fly.

「僕は飛ぶことができます。」

 

他動詞とは、後ろに目的語を必要とする動詞のことです。

 

I like chocolate.

「僕はチョコレートが好きです。」

 

良くない例

I like.

「僕は好きです。」

 

I can fly. については、「僕は飛ぶことができます。」と言われたら、
「ああ、そうなんですね・・・」となると思うのですが、
I like. については、「僕は好きです。」と言われたら。
何を?もしくは、誰を?
好きなのか気になりますよね。
このように後ろに目的語を必ず必要とするものを他動詞と呼びます。
第1文型・第2文型では、自動詞が使われています。

まとめ

  • 第1文型は SV(M) の構造を持っていて、修飾語句(M)は文に必ずしも必要ではない要素!

 

  • 第2文型は SVC の構造を持っていて、S=C の関係が成り立っている!

 

  • 第1・2文型には、自動詞が用いられる!

 

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