【洋楽】Mr. Big の 「Anything For You 」で学ぶ英語

  • 2021年7月25日
  • 2022年9月29日
  • 洋楽

『Anything For You』は、1988年にアメリカのロサンゼルスで結成されたMr.Bigというロックバンドの曲名です。

 

MR. Bigは、シングル『To Be With You』(1991)が全米のヒットチャートで一位をとった偉大なグループですが、1989年の初来日以来、10回以上日本に来て公演を行っています。

 

今日は、『ANYTHING FOR YOU』の歌詞の一部分について考えてみたいと思います。

 

『ANYTHING FOR YOU』の歌詞

 

I would do anything for you

If I only had you by my side

( Mr.Big, ANYTHING FOR YOU. を抜粋 )
 

『ANYTHING FOR YOU』の和訳

ただ君がそばにいてくれるなら、どんな事でもするのに

 

『ANYTHING FOR YOU』の解説

和訳を見てみると、とても甘いセリフですね。

 

シャイボーイ(シャイおじさん?)の私には言えそうもありません。

 

(笑)しかしながら、英語で書かれた歌詞を見て、「甘いセリフだな」とだけ思った人は、英文法を勉強し直す必要がありますよ!(微笑)

 

文法のポイント

引用している歌詞には、

 

S’ would do(動詞の原形) ~, if S’ did(動詞の過去形)~.

「もしS’が~するなら、Sは〜するだろう。」
 

仮定法過去が使われていますね!仮定法過去は、「ありそうにない事」を表現する時に使いますよ。英文のカタチはwillを過去形に、Ifが導く節の中の動詞を過去形にすることで作られています。

 

英文のカタチを過去形にすることで、「現実とは違いますよ」感を出していきます。

 

意味は和訳を見てもらうとわかるのですが、過去ではなく現在で訳されていますね。

 

仮定法過去を使った例文を一つ紹介しておきます。

If I had a lot of money now, I would buy that bag for you.
 

「私」は「あなた」にバッグを買ってあげそうでしょうか?

 

答えはNoですね。(微笑)

 

和訳は「もし今私がお金をたくさん持っていたなら、あなたにそのバッグを買ってあげるだろう。」となりますよ。

 

はい、という事で歌詞に仮定法過去が使われているという事は、君がそばにいてくれるという事が「ありそうにない事」だと考えられているという事が読み取れたでしょうか?

 

実際にこの引用部分の前後には、easy come, easy go 「簡単に手に入れたものは、簡単になくなってしまう」、や I can’t back down 「引き下がれないよ」、や wave goodbye 「さようならと手を振る」など別れを連想する歌詞が並んでいます。

 

仮定法過去を意識する事で、この曲が伝えたいメッセージが読み取れて楽しいですよね。

 

別々の道を歩む事になった恋人へ思いを馳せながら、お風呂場でこの曲を熱唱して下さい。(微笑)

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