英語の10品詞を例文で徹底解説!① 名詞・② 代名詞編

かざん君
英語の品詞を理解することは、英語力アップには欠かせません。
さて、英語の品詞が全部でいくつあるかを知っていますか?
チャイ
う~ん。名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、・・・7個ぐらいかなぁ?
かざん君
おっ、イイ線いってるね!実は、① 名詞、② 代名詞、③ 助動詞、④ 動詞、⑤ 形容詞、⑥ 副詞、⑦ 前置詞、⑧ 接続詞、⑨ 冠詞、⑩ 間投詞の10個が正解です。以下に例を示したので、確認してみてね!

Will  you buy  me expensive dog food at the supermarket?
③ 助動詞 ② 代名詞 ④ 動詞 代名詞 ⑤ 形容詞 ① 名詞 ⑦ 前置詞 ⑨ 冠詞 名詞

スーパーマーケットで高価なドッグフード買ってくれませんか?

Sure, if you study English harder, I will.
⑩ 間投詞 ⑧ 接続詞 代名詞 動詞 名詞 ⑥ 副詞 代名詞 助動詞

いいよ。もし君が英語をより一生懸命勉強するなら、僕はそうするつもりさ。


チャイ
えっ、多すぎない?
かざん君
そう言うと思った!(微笑)
だけど、品詞を理解することができると英文の理解度がグーンと上がるよ!だから、各品詞がどのようなものか理解できるように、さらっと解説していくよ。
今日は、① 名詞・② 代名詞 について学習してみよう!

① 名詞

名詞を理解するには、以下の3つのポイントをおさえると良いです。

  1. 名詞は人・物・事などを表す
  2. 名詞は文の中で主語・目的語・補語の役割を果たす
  3. 名詞は数えられる名詞(可算名詞)・数えられない名詞(不加算名詞)がある

以上のポイントについて一つずつ確認していきましょう。

ポイント ① 名詞は人・物・事などを表す

名詞はなどを表します。

Mary「メアリー」, John「ジョン」, person「人」, man「男性」
pencil「ペン」, eraser「消しゴム」, bag「かばん」, school「学校」
news 「ニュース」, event「出来事」, success「success」, happiness 「幸せ」

ポイント ② 名詞は文の中で主語・目的語・補語の役割を果たす

名詞は文の中で主語目的語補語の役割を果たします。

Chai likes Natto.
チャイは納豆が好きです。」
Chai の部分が主語(S)です。likes の部分が動詞(V)で、主語(S)が行う動作や、主語(S)の状態を表します。
Natto の部分が目的語(O)です。like 「〜が好き」のような他動詞は、後ろに「〜が」の部分にあたる目的語を必要とします。
Chai is a dog. 「チャイはです。」
a dog の部分が補語(C)です。補語は、名詞の意味を補います。ここでは、Chai の部分 が主語(S)で、その意味を補っています。

ポイント ③ 名詞は数えられる名詞(可算名詞)・数えられない名詞(不加算名詞)がある

名詞は数えられる名詞(可算名詞)数えられない名詞(不加算名詞)があります。

apple「りんご」, book「本」, pencil「鉛筆」, dog「犬」, house「家」
water「水」, money 「お金」, rice「お米」, chicken「鶏肉」, gas「ガス」

数えられる名詞(可算名詞)

apple, book 等の数えられる名詞に共通しているのは、「1つをイメージ」して下さいと言われた時に、具体的な「輪郭」がイメージできるという点です。
apple 「りんご」をイメージして下さいと言われたら、以下のような具体的な「1つをイメージ」することができますよね。
book「本」, pencil「鉛筆」等に関しても同じことができますね。

数えられない名詞(不加算名詞)

water, money 等の数えられない名詞は、「1つをイメージ」して下さいと言われた時に、具体的な「輪郭」がイメージできません。
water 「水」を「1つイメージ」して下さいと言われても、「輪郭」は浮かんできませんよね。
money「お金」も同じように、「お金」を「1つイメージ」して下さいと言われても、「輪郭」が浮かびません。ちなみに、紙幣は数えることができます。こちらは、具体的な「輪郭」がイメージできますよね。
I have a 10,000 yen bill.「僕は一万円札を一枚持っています。」
chicken 「鶏肉」は、数えられない名詞ですが、「鶏」は数えられる名詞です。両者の差は、「1つをイメージ」することができるか、つまり「輪郭」があるかですね。
I ate a chicken. 「僕は鶏を丸ごと一羽食べた。」
I ate chicken. 「僕は鶏肉を食べた。」
数えられる名詞として使うか、数えられない名詞として使うかによって、意味がかなり異なりますね。(微笑)

② 代名詞

代名詞を理解するには、以下の3つのポイントをおさえると良いです。

  1. 代名詞は、他の名詞の代わりをすることができる
  2. 代名詞は文の中で主語・補語・目的語の役割を果たす
  3. 代名詞には、主に人称代名詞・指示代名詞・関係代名詞等がある

以上のポイントについて一つずつ確認していきましょう。

ポイント ① 代名詞は、他の名詞の代わりをすることができる

代名詞は、他の名詞の代わりをすることができます。

Kazankun met Chai when he was 32 years old.
かざん君は彼が32歳だった時にチャイに会った。
he は Kazankun という名詞の代わりをしています。このように、代名詞は他の名詞の代わりをすることができます。もし、he で置き換えずに、Kazankun と2回繰り返すとどうなるでしょう。
全く問題なく読み手に伝わりますが、書く方も読む方も同じ情報が2度も繰り返されるのは面倒くさいですよね。という訳で、代名詞を有効に使って、より少ない字数で効率的に情報を伝えるのが望ましいのです。

ポイント ② 代名詞は文の中で主語・補語・目的語の役割を果たす

代名詞は名詞と同じように、文の中で主語補語目的語の役割を果たします。

I am an English teacher.「僕は英語教師だ。」
I は「私」、「書き手」、「発話者」の代名詞です。ここでは、主語の働きをしています。代名詞も名詞と同じように、主語補語目的語の働きができることがポイントです。

ポイント ③ 代名詞には、主に人称代名詞・指示代名詞・関係代名詞等がある

代名詞には、主に人称代名詞指示代名詞関係代名詞等があります。

人称代名詞

I・you・he・she・they・it 等を人称関係代名詞と言います。これらの人称代名詞は、人・物・事の代わりをします。

  I met a man in a park near my house several years ago.
He later became a prime minister of Japan.
「僕は家の近くの公園で数年前にある男性に出会った。
彼は後に日本の首相になった。」

1文目の a man 「ある男性」の代わりに、2文目の He 「彼」が使われていますね。

人称代名詞は、人称によって形が変わるのが特徴です。

人称

 単数

 複数

主格 所有格 目的格 主格 所有格 目的格
1人称 I my me we our us
2人称  you your you you your  you
 

3人称
 
 

 he his him they their them
 she her her
 it its it
① 人称・② 数・③ 格
① 人称・・・1人称2人称3人称がある

1人称は I「私」、2人称は you「あなた」、3人称は それ以外の人・物・事に使います。

1人称でやり取りに関わっているのは、「私」1者、2人称でやり取りに関わっているのは、「私」「あなた」の2者、3人称でやり取りに関わっているのは、「私」「あなた」「それ以外の人・物・事」の3者です。

② 数・・・単数複数がある

1つのときは単数扱い、2つ以上のときに複数扱いをします。

例   I 「私」は1人なので単数扱い、We「私達」は2人以上なので、複数扱いです。

 

③ 格・・・主格所有格目的格がある

主格

人称代名詞が主語として使われるときには、主格を使います。

I eat a cheeseburger every day. 「僕は毎日チーズバーガーを食べます。」

所有格

人称代名詞を使って、後ろに来る名詞を所有していることを表すときには、所有格を使います。

my car「僕の車」

目的格

人称代名詞が目的語として使われるときには、目的格を使います。

例 Kazankun calls me Chai. 「かざん君は僕のことをチャイと呼びます。」

 

指示代名詞

this, that, these, those 等を指示代名詞と言います。

これらの指示代名詞は話し手の空間的・心理的な距離を表しています。空間的・心理的な距離が近い場合は this・these を使い、空間的心理的な距離が遠い場合は that・those を使います。

また、① 話し手と聞き手の状況から指しているものが共通理解できるときに使う(言語外照応)・② 直前に出てきた言葉の代わりに使う(言語内照応) 等の使い方をすることができます。

話し手と聞き手の状況から指しているものが共通理解できるときに使う(言語外照応)

例 Look at that man! He is naked!「あの男性を見て!彼は裸だよ!」

上記の例文では、that man 「あの男性」の that は man に説明を加える形容詞の役割をしています。

それに対して、

This is my house. 「これが僕の家だ。」

上記の例文では、This 「これ」は名詞の役割をしています。

直前に出てきた言葉の代わりに使う(言語内照応)

例 I bought a teddy bear for my daughter yesterday. Now, this is her most favorite toy.
「昨日僕は娘にテディベアを買いました。今これは彼女の一番お気に入りのおもちゃです。」

例 My father took me to a camp last summer. That was fun.
「去年の夏に父は僕をキャンプに連れて行ってくれた。あれは楽しかったなぁ。」

関係代名詞

who, which, that 等は、直前に出てきた名詞の代わりをすることができます。その場合に、who, which, that を関係代名詞と呼びます。

I have a friend who likes playing the guitar.
「僕にはギターを弾くのが好きな友達がいます。」

上記の例文で、関係代名詞 who は 直前に出てきている a friend の代わりをしています。

上記の例文は、I have a friend. と He likes playing the guitar. という2文に分けて書くことができます。

しかし、a friend と He は同じ人を指しているので、同じことを2度言うのは面倒ですよね?

そこで、who という接着剤を使えば、I have a friend who likes playing the guitar. のように1文になり、とても効率が良いです。

 

関係代名詞は、直前に来る名詞(先行詞)が、① であるかによって使い分けます。また、関係代名詞の英文の中での役割によって ② 主格所有格目的格 を使い分けます。

人・物 / 主格・所有格・目的格 主格 所有格 目的格
who whose who(m)
which(英) / that(米) of which  which(英) / that(米)
直前に来る名詞(先行詞)が人の場合

主格

例 I have a friend who likes playing the guitar.
「僕にはギターを弾くのが好きな友達がいます。」

a friend who likes playing the guitar の部分を見てみると、who が likes という動詞に対する主語なので、主格の who を用います。

所有格

例 I have a friend whose father is a doctor.
「僕には父親が医者の友達がいます。」

a friend whose father is a doctor の部分を見てみると、a friend’s father のように、先行詞がその後に来る名詞を所有するという関係性があるときには、所有格の whose を用います。

目的格

例 He is a writer who(m) I respect.
「彼は僕が尊敬している作家です。」

a writer who(m) I respect の部分を見てみると、respect は他動詞で後ろに目的語を必要とするはずなのに、目的語が来ていません。元の文を考えてみると、I respect a writer. であり、a writer の部分が目的語です。a writer が目的語なので、代わりに目的格 who(m) を用います。

※関係代名詞の目的格の省略について

関係代名詞の目的格は以下の3パターンの使い方ができます。

a. He is a writer whom I respect.

b. He is a writer who I respect.

c. He is a writer I respect.

「彼は僕が尊敬している作家です。」

堅めの文章では、a. のような省略しない形がより多く用いられ、口語では、c. のような省略した形がより多く用いられます。

関係代名詞の目的格は省略できますが、主格・所有格は省略できません

直前に来る名詞(先行詞)が物の場合

主格

例  She has a cat which / that has a small tail.
「彼女はしっぽの短い猫を飼っています。」

a cat which / that has a small tail の部分を見てみると、which / that が has という動詞に対する主語なので、主格の which / that を用います。

先行詞が物の場合に、イギリス英語では、She has a cat which has a small tail. のように、主に which を用いますが、アメリカ英語では、She has a cat that has a small tail. のように、 主に that を用います。

所有格

例 a. I bought a house roof of which was pink.
「僕は屋根がピンク色の家を買いました。」

a house roof of which was pink の部分を見てみると、a house’s roof のように、先行詞がその後に来る名詞を所有するという関係性があるときには 先行詞 名詞 of which を使うことができます。

上記の a. b. の例文は、I bought a house with a pink roof. と書き換えることができ、こちらの方が自然な英語です。しかし、新聞や論文等で堅めの表現がされる場合には、よく出てくる表現なので、先行詞 名詞 of which の形を覚えておくとよいでしょう。

目的格

例 These are pictures which / that my wife took.
「これらは私の妻が撮った写真です。」

pictures which / that my wife took の部分を見てみると、took は他動詞で後ろに目的語を必要とするはずなのに、目的語が来ていません。元の文を考えてみると、my wife took pictures. であり、pictures の部分が目的語です。pictures が目的語なので、代わりに目的格 which / that を用います。

① 名詞・② 代名詞のまとめ

チャイ

① 名詞・② 代名詞って共通点があるよね。どちらも文の中で、主語・補語・目的語の役割をするんだね。

かざん君
そうだね!今回はそれが特に重要だろうね。あとは、代名詞は、その名の通り名詞の代わりなんだということを頭に置いておくと、人称代名詞・指示代名詞・関係代名詞が理解しやすいよ。
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