英語の10品詞を例文で徹底解説!③ 助動詞・④ 動詞

かざん君
前回は下記の10個ある品詞のうちの① 名詞・② 代名詞 を学習したね!今回は、③ 助動詞・④ 動詞について学んでいくよ!

Will  you buy  me expensive dog food at the supermarket?
③ 助動詞 ② 代名詞 ④ 動詞 代名詞 ⑤ 形容詞 ① 名詞 ⑦ 前置詞 ⑨ 冠詞 名詞

スーパーマーケットで高価なドッグフード買ってくれませんか?

Sure, if you study English harder, I will.
⑩ 間投詞 ⑧ 接続詞 代名詞 動詞 名詞 ⑥ 副詞 代名詞 助動詞

いいよ。もし君が英語をより一生懸命勉強するなら、僕はそうするつもりさ。



チャイ
今日は、③ 助動詞・④ 動詞だね!?助動詞って動詞を助けるコトバなのかな?

③ 助動詞

助動詞の役割は簡単に言うと、動詞に話し手の考え・気持ちを付け加えることです。

She can play the piano well.
「彼女はピアノを上手に演奏できる。」

上記の例文で、can が果たしている役割は、play the piano well 「上手に演奏する」ということが彼女には「できる」という話し手の考え・気持ちを表現することです。しかし、同じ can という単語でも、文脈によって持つ意味が変わります。

He can be sick.
「彼は病気の可能性がある。」
上記の例文で、can が果たしている役割は、明らかに「できる」とは違いますよね?ここでの can は「~する可能性がある」という話し手の考え・気持ちを表現する役割です。このように、助動詞の厄介なところは、一つの助動詞が文脈によって複数の意味を持つことです。また、それが醍醐味であると考えることができるかもしれません。

以下では、話し手の考え・気持ちを表現する助動詞 can, may, must を ① 助動詞の意味・② 助動詞における文法的な共通点 という観点で紹介したいと思います。

※助動詞は他にもいくつかありますが、ここでの目標は、品詞についての理解を得ることなので、一部の紹介に留めたいと思います。

助動詞 can, may, must, の意味について

代表的な助動詞とその意味を確認していきましょう。

can ① 能力・可能「~できる」 ② 推量「~する可能性がある」許可「~してもいい?」/ 依頼「~してくれる?」

① 能力・可能「~できる」
例 He can run fast.
「彼は速く走ることができる。」

can「~できる」 を使って、話し手が彼は速く走ることが「できる」能力があると考えていることを表せます。

② 推量「~する可能性がある」
例 Car accidents can happen anytime and anywhere.
「車の事故はいつでもどこでも起こりうる。」

can「~する可能性がある」を使って、話し手が車の事故はいつでもどこでも「起こりうる」と推量していることを表せます。

③ 許可「~してもいい?」/ 依頼「~してくれる?」
Can I use your pen?
「君のペンを使っていいかな?

can「~してもいい?」を使うと、話し手が「~してもいいの?」という許可を求めている事を表せます。

Can you do my homework?
「宿題やってくれる?

can「~してくれる?」を使うと、話し手が「~してくれる?」という依頼をしている事を表せます。

語源のコーナー

can は古英語(450年~1100年)の時代の cunnan が元になっていて、元来は “to know” 「知ること」という意味でした。長い年月をかけて、「知ること」⇒「できる」のような連想や、「できる」⇒「可能性がある」のように意味が派生していったと考えられます。

may ① 許可「~してもいいですか?」推量「~かもしれない。」

① 許可「~してもいいですか?」
May I use your pen?
「君のペンを使ってもいいですか?」

may「~してもいいですか?」を使うと、話し手が聞き手に許可を求める形になり、can 「~してもいい?」に比べてていねいに許可を求めることができます。

② 推量「~かもしれない」
He may be a spy.
「彼はスパイかもしれない。」

may 「~かもしれない」を使うと、話し手が彼がスパイ「かもしれない」と推測していることを表せます。

語源のコーナー

may インド・ヨーロッパ祖語の magh が元になっていて、元来は “to be able, have power”「できる、力がある」という意味でした。長い年月をかけて、「できる、力がある」ということは、権力があるので⇒「許可」する力がある、のように意味が変わっていったと考えることができます。

must ① 義務・必要「~しなければならない」推量「きっと~だろう」

① 義務・必要「~しなければならない」
You must do your homework every day.
「君は毎日宿題をしないといけない。」
must「〜しなければならない」を使うと、話し手が聞き手は、宿題を「しなければならない」義務があると考えている事を表せます。
② 推量「きっと~だろう」
You must be tired.
「君はきっと疲れているだろう。」
must「きっと〜だろう」を使うと、話し手が聞き手は、「きっと」疲れている「だろう」と推量している事を表せます。

語源のコーナー

must は古英語(450年~1100年)の時代の moste が元になっていて、元来は “be obliged” 「義務付けられる」という意味でした。義務・必要「〜しなければならない」の意味はほぼ語源のままですが、推量「きっと〜だろう」は、「〜しなければならない」⇒「〜であるべきだ」⇒「きっと〜だろう」のように解釈され、推量の助動詞として定着していったと考える事ができます。

助動詞 must の語源である moste は、motan の過去形であり、過去形であったものが現在では助動詞として定着しています。助動詞が形を変える事がない(She musts や She musted とはならず常に must で用いられる)のは、元になっている動詞がすでに過去形であった事が背景にあると考えられます。

助動詞で文法的に共通すること

助動詞の後の動詞は原形

He can answer that question.
「彼はその質問に答える事ができます。」
助動詞の後には、動詞の原形が来ます。原形とは、主語や時制によって形を変えていない動詞の元の形です。plays, playing, played, などの元の形は、play です。ここでは、answer は 助動詞 can の後に来ているので、主語が三人称単数ですが、answers とはならずに、原形の answer を使います。

助動詞の否定文の作り方

I can’t swim.
「僕は泳ぐ事ができません。」

助動詞の否定文は、主語 助動詞 + not + 動詞の原形の語順で作ります。can の否定文は、慣例的に can’t, cannot を用いて、can not は用いません。他の助動詞は may not, must not のように、主語 助動詞 + not + 動詞の原形という形で否定文を作る事ができます。

助動詞の疑問文の作り方

Can you do my homework for me?
「宿題やってくれないかな?」
助動詞の疑問文は、助動詞 主語 動詞の原形 の語順で作ります。助動詞の疑問文は、助動詞を文の先頭に持ってきて、動詞を原形にすることがポイントです。他の助動詞でも同じパターンで疑問文が作れます。例 May I use your pen?

④ 動詞

動詞の役割は、主語が行う動作や主語の状態を表すことです。

I play soccer on Sundays.
「僕は日曜日にはサッカーをします。」
ここでは、主語である I 「私」が、行っている動作を表しています。
簡単に言うと、動詞の役割は、このように主語が行う動作や主語の状態を表すことです。
動詞は様々な切り口で理解することができますが、今回は、be 動詞と一般動詞という切り口で動詞を紹介したいと思います。

be 動詞 と 一般動詞

動詞は be 動詞一般動詞に分けることができます。

まずは、be 動詞について考えてみましょう。

① be 動詞

I am an English teacher. 「僕は英語教師です。」
上記の例文では、am の部分が be 動詞にあたります。以下で、① be 動詞の意味、② be 動詞の形、について考えてみましょう。
① be 動詞の意味

be 動詞の持つ意味は、①「~です」(イコール)  ②「~にいます」(存在)の2つがあります。

①「~です」(イコール)

I am an English teacher.
「僕は英語教師です。」
上記の例文では、I 「私」と an English teacher 「英語教師」がイコールであることを表しています。
②「~にいます」(存在)
I am in Tokyo.
「僕は東京にいます。」
上記の例文では、I 「私」が、in Tokyo「東京に」存在していることを表しています。
上記のように、be 動詞は、① イコール、② 存在、のどちらかの意味を表します。
② be 動詞の形

be 動詞は、主語の人称・単複、動詞の時制によって形を変えます。

現在形の場合

人称 / 単複 単数 複数
1人称 am are
2人称 are are
3人称  is are
1人称・単数 ⇒ I am、1人称・複数 ⇒ We are、2人称・単数 ⇒ You are、2人称・複数 ⇒ You are、3人称・単数 ⇒ He is、3人称・複数 ⇒ They are
1人称・単数は am、3人称・単数は is、それ以外は are だと理解しておくとよいでしょう。

過去形の場合

人称 / 単複 単数 複数
1人称 was were
2人称 were were
3人称  was were
1人称・単数 ⇒ I was、1人称・複数 ⇒ We were、2人称・単数 ⇒ You were、2人称・複数 ⇒ You were、3人称・単数 ⇒ He was、3人称・複数 ⇒ They were
1人称・単数は 、3人称・単数は was、それ以外は were だと理解しておくとよいでしょう。

② 一般動詞

一般動詞は be 動詞以外の動詞全てです。
go「行く」、eat「~を食べる」、play「~をする」、write「~を書く」、run「走る」
等は全て一般動詞です。
① 一般動詞の意味

一般動詞はbe 動詞と違い、それぞれ異なった意味を持っています。また、同じスペルでも文脈によって意味を変えたりします。

a. He runs every morning.
「彼は毎朝走ります。」
b. He runs two companies.
「彼は2つ会社を経営しています。」
上記の run という動詞は、例文 a.では「走る」という意味で使われており、例文 b. では「~を経営する」という意味で使われていますね。このように文脈によって動詞の持つ意味は変わるケースがあるので、文脈とともに動詞は理解する必要があります。
② 一般動詞の形

一般動詞も、主語の人称・単複、動詞の時制によって形を変えます。

現在形の場合

 

 

単数 複数
1人称 play play
2人称 play play
3人称  plays play

一般動詞の現在形は、3人称・単数の場合のみ、語末に-s が付きます。

過去形の場合

一般動詞の過去形は、① 規則変化、② 不規則変化するものに分かれます。

① 規則変化するものは、語末に-ed が付きます。

I played tennis last Sunday.
「僕は先週の日曜日にテニスをしました。」
② 不規則変化するものは、それぞれ異なる変化をします。
go-went「行く」、buy-bought「買う」、eat-ate「食べる」、give-gave「与える」、have-had「持っている」
このように、不規則に変化するので覚えるのが大変なのですが、不規則変化動詞は日常的に使う語が多いので、英語に触れていると自然に覚えてしまうもの、といえるかもしれません。
かざん君
ここまで読んでくれた人は、助動詞と動詞という言葉が何を意味しているか、どのような役割を果たすかを掴めたと思います。品詞感覚を身に付けると英語の上達スピードは確実にアップするので、続きも頑張ってみて下さい!
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