英語の過去形と過去進行形の違いを分かりやすく解説します。

ウサギ基本カズ先生
こんにちは!英語教師のカズです!

 

過去形と過去進行形をどうやって使い分けたら良いか説明できますか?

 

 

もう少し具体的に尋ねてみましょう。

 

 

「僕はその公園で走っていた。」これを英語で表現できますか?

 

 

I ran in the park. ですか? I was running in the park. ですか?

 

 

どちらを使うのが適切でしょうか?

 

 

この記事を読めば、この質問に自信を持って答えることができるようになります。

 

 

過去形・過去進行形のカタチ・意味をまずは押さえることが大事ですが、それだけでは足りません。

 

 

どのようなコミュニケーションの中でどのような機能・役割を果たすかについての理解が重要です。今回は、その部分についてしっかり触れていこうと思います。

 

 

過去形について

過去形の文の形・意味・役割について確認していきましょう。

 

過去形の文の形

まずは、過去形の文の形について規則変化と不規則変化に分けて確認しましょう!

 

過去形の規則変化

過去形は一般動詞の語尾に -ed を付けることで作られます。

 

これを規則変化と呼びます。

 

I played catch with my father yesterday.

「僕は昨日父さんとキャッチボールをしたよ。」

 

play の語尾に -ed が付いているので、過去形ですね。

 

過去形の不規則変化

過去形の不規則変化とは、-ed を付けるのではない方法で過去形を作るパターンです。

 

日常的によく使う動詞が不規則変化の過去形を持っているケースが多いです。

 

数に限りがあるのと、頻繁に出てくるので個別に覚えていくのがよいでしょう。

 

ほんの一例をあげます。

 

buy – bought
come – came
do – did
eat – ate
get – got
give – gave
go – went
know – knew
say – said
sell – sold
sleep – slept
speak – spoke
take – took
tell – told
think – thought
write – wrote

 

本当によく使う動詞ばかりですよね!

 

始めは英文の中で出てくる度に、「これは過去形だ」と確認する癖を付けたら良いですね。

 

I went to the library yesterday.

「僕は図書館に行った。」

 

went を見たら、「これは go の過去形だな!」と思うようにしましょう。

 

 

過去形の役割と意味

過去形の役割と意味について、動作動詞と状態動詞の場合に分けて確認してみましょう。

 

動作動詞の場合

動作動詞の場合は、① 過去に1回行ったこと・② 過去の習慣 の2パターンの役割を果たします。

 

① 過去に1回行ったこと

動作動詞が過去形で使われると、過去に1回行ったことを表すことができます。

I played tennis yesterday.

「僕は昨日テニスをした。」

 

yesterday「昨日」、three days ago「三日前」、 last week「先週」、等の過去の一時点を表す表現とともに使われることが多いです。

 

 

 

② 過去の習慣

動作動詞が過去形で使われると、過去の習慣を表すことができます。

I often played tennis after school when I was a high school student.

「高校生だったとき、放課後よくテニスをしていました。」

 

always 「いつも」、usually「いつも」、often「よく」、sometimes「ときどき」、等の頻度の副詞とともに使われることが多いです。

 

 

 

状態動詞の場合

状態動詞は過去形で使われると、過去の状態を表します。

I liked apples ten years ago.

「10年前は僕はリンゴが好きでした。」

 

「10年前」は好きだったのですが、「今」はわからないということが含意されていますね!

 

 

 

 

過去進行形について

過去進行形の文の形・意味・役割について確認していきましょう。

 

過去形の文の形

過去進行形は、was / were + 動詞の進行形(V-ing) で作ることができます。

 

I was playing tennis from 4pm to 6pm yesterday.

「僕は昨日テニスを4時から6時までしていました。」

 

主語が I  なので was が使われていて、play は-ing が付いて進行形になっていますね。

 

 

 

過去進行形の役割と意味

過去進行形の役割と意味について確認していきましょう。

 

過去進行形は、過去のある時点で何かをしている真っ最中だったことを表すことができます。

 

 

例えば、I was playing tennis from 4pm to 6pm yesterday.

 

は昨日の午後4時〜6時の時点でテニスをしている真っ最中だったことを表しています。

 

 

 

まとめ

過去形、過去進行形の使い分けは、過去に1回行ったこと、過去の習慣、過去の状態、過去のある時点で行っている真最中だったこと、のどれを表したいのかを考えると良いのですね。

 

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