【名言】スヌーピー「You play with the cards you’re dealt…」を和訳し、人生を考える

前書き

スヌーピーというキャラクターは皆さん知っていますよね?チャールズ M. シュルツ氏 (1922年-2000年)が1950年に連載を開始した「ピーナッツ」というコミックに登場してくるキャラクターですよ。スヌーピーは主人公チャーリー・ブラウンの飼い犬ですが、とても人間味に溢れるビーグル犬です。視力が悪くてコンタクトを付けていたり、閉所恐怖症であったり、よく空想にふけっていたり。今回は、チャーリーブラウンの友達ルーシーと、スヌーピーのやり取りを和訳してみました。

英文

Lucy: “Sometimes I wonder how you can stand being just a dog…”
Snoopy: “You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.”

Charles M. Schulz

和訳

ルーシー:時々、あなたがどうしてただの犬であるということに我慢できるのか不思議に思うわ。

スヌーピー:配られたカードで勝負するものなのさ。それが何を意味していようとね。

読解のポイント

ルーシーの言葉

・wonder は「〜かしらと思う」、「〜と不思議に思う」という意味です。目的語にwho, what, why, how, if, whether, 等で導かれる名詞節を取ります。

・stand は「立つ」という自動詞もありますが、ここでは「〜に耐える/ 〜を我慢する」という意味の他動詞です。

・being は stand の目的語なので、動名詞の -ing の形を取っています。

・just a dog 「ただの犬」です。

wonder「〜かしら」なんて少し遠回しな表現を使いながらも、”just a dog”とスヌーピーに皮肉を言うルーシー。なかなかの性格をしていると思いました^^;

スヌーピーの言葉

・the cards (that) you’re dealt … 「配られたカード」の様に訳しましょう。先行詞が物・事(ここでは the cards )の場合に使える関係代名詞 which / that が省略されているのが見抜けたでしょうか。

※コンマを置かない which はアメリカ英語では避けた方が良いようです。詳しくはコチラ。・deal cards で「カードを配る」の意味で、be + 過去分詞「〜される」(受動態)を踏まえると、you’re dealt the cards は「あなたはカードを配られる」ですね。

※スヌーピーは you と言っていますが、ここでの you はLucy を指しているのではなく、一般的な人々を指しています。

・whatever that means の whatever は「何を〜しようとも」(譲歩)という意味です。・that は前出の「配られたカードで勝負する」ことを指しています。

かざん君の所感

「犬であるということ」を配られたカードと表現するスヌーピーさん。なかなか粋な犬ですね。このスヌーピーの言葉について考えるうちに、私は以下のように書き換えてみたい衝動に駆られました。

“Sometimes I wonder how you can stand being just an English teacher…”
“You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.”

Mr. Kazan

英語教師を始めて2・3年経って、仕事にも少しづつ慣れていたあの頃、なぜ英語教師という面倒な仕事(教科書の題材がコロコロ変わる、世間からの批判の的「なぜ6年間もやって話せない」、副教材の種類が他教科の比ではない、添削が大変)に就いてしまったんだろうとよく考えていました。30歳を超えたあたりからでしょうか。いつのまにか、スヌーピーのように「配られたカードで勝負するものなのさ」と考えるようになってきた気がします。

皆さんも、コーヒーでも飲みながら、just a dog の部分を自分の境遇に置き換えて、自分の生き方についてゆるゆると思いを巡らせてみるのはどうでしょうか?(微笑)

 

 

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