英語の動詞とは何か?わかりやすく解説します。【品詞④】

ウサギ基本カズ

こんにちは!英語教師のカズです!

カバ君!今日は何を勉強しようか?

カバ君
今日は10品詞のうちの動詞を勉強しましょう!

動詞

動詞の役割は、主語が行う動作や主語の状態を表すことです。

 

I play soccer on Sundays.

「僕は日曜日にはサッカーをします。」

 

ここでは、主語である I 「私」が、行っている動作を表しています。

 

簡単に言うと、動詞の役割は、このように主語が行う動作や主語の状態を表すことです。

 

動詞は様々な切り口で理解することができますが、今回は、be 動詞と一般動詞という切り口で動詞を紹介したいと思います。

 

 

be 動詞 と 一般動詞

動詞は be 動詞一般動詞に分けることができます。

 

まずは、be 動詞について考えてみましょう。

 

① be 動詞

I am an English teacher.

「僕は英語教師です。」

上記の例文では、am の部分が be 動詞にあたります。

 

以下で、

 

be 動詞の意味

 

② be 動詞の形

 

について考えてみましょう。

 

① be 動詞の意味

 

be 動詞の持つ意味は、

 

①「~です」(イコール)

 

②「~にいます」(存在)

 

の2つがあります。

 

 

①「~です」(イコール)

I am an English teacher.

「僕は英語教師です。」

上記の例文では、I 「私」と an English teacher 「英語教師」がイコールであることを表しています。

 

②「~にいます」(存在)

I am in Tokyo.

「僕は東京にいます。」

上記の例文では、I 「私」が、in Tokyo「東京に」存在していることを表しています。

 

上記のように、be 動詞は、① イコール、② 存在、のどちらかの意味を表します。

 

 

② be 動詞の形

be 動詞は、主語の人称・単複、動詞の時制によって形を変えます。

 

現在形の場合

人称 / 単複単数複数
1人称amare
2人称areare
3人称 isare

1人称・単数 ⇒ I am

1人称・複数 ⇒ We are

2人称・単数 ⇒ You are

2人称・複数 ⇒ You are

3人称・単数 ⇒ He is

3人称・複数 ⇒ They are

1人称・単数は am、3人称・単数は is、それ以外は are だと理解しておくとよいでしょう。

 

 

過去形の場合

人称 / 単複単数複数
1人称waswere
2人称werewere
3人称 waswere

1人称・単数 ⇒ I was

1人称・複数 ⇒ We were

2人称・単数 ⇒ You were

2人称・複数 ⇒ You were

3人称・単数 ⇒ He was

3人称・複数 ⇒ They were

1人称・単数は 、3人称・単数は was、それ以外は were だと理解しておくとよいでしょう。

 

 

② 一般動詞

一般動詞は be 動詞以外の動詞全てです。
go「行く」、eat「~を食べる」、play「~をする」、write「~を書く」、run「走る」

等は全て一般動詞です。

 

① 一般動詞の意味

一般動詞はbe 動詞と違い、それぞれ異なった意味を持っています。また、同じスペルでも文脈によって意味を変えたりします。

a. He runs every morning.

「彼は毎朝走ります。」

b. He runs two companies.

「彼は2つ会社を経営しています。」

上記の run という動詞は、例文 a.では「走る」という意味で使われており、例文 b. では「~を経営する」という意味で使われていますね。

 

このように文脈によって動詞の持つ意味は変わるケースがあるので、文脈とともに動詞は理解する必要があります。

 

 

② 一般動詞の形

一般動詞も、主語の人称・単複、動詞の時制によって形を変えます。

 

現在形の場合

 

 

単数複数
1人称playplay
2人称playplay
3人称 playsplay

 

一般動詞の現在形は、3人称・単数の場合のみ、語末に-s が付きます。

 

 

 

過去形の場合

一般動詞の過去形は、

 

① 規則変化

 

② 不規則変化

 

するものに分かれます。

 

① 規則変化するものは、語末に-ed が付きます。

I played tennis last Sunday.

「僕は先週の日曜日にテニスをしました。」

 

② 不規則変化するものは、それぞれ異なる変化をします。

go-went「行く」、buy-bought「買う」、eat-ate「食べる」、give-gave「与える」、have-had「持っている」

 

このように、不規則に変化するので覚えるのが大変なのですが、不規則変化動詞は日常的に使う語が多いので、英語に触れていると自然に覚えてしまうもの、といえるかもしれません。

 

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